そうか。そうだったのか。。。っていう感覚。
写真は笠岡でみつけた牛舎(たぶん)。
僕が設計する木造建築は軒が出てるものが多いんですが
「軒が出ている=正解」じゃなくて「軒が出ている≒正解」
正解に近いんじゃないのかな~、っていう感覚でした。
でも「軒がない=不正解」って感覚ではないんですよね。
敷地面積や条件、予算によっては、軒を出せない場合もあれば
軒のない建築を求められる場合だってあるはずだし、軒のない建築特有の型があるのもわかります。
そこでこの風景をみたとき、 そうか。そうだったのか。。。っていう感覚になりました。
たぶん僕が好きな建築、正解だって思える建築の建ち姿は「雨天曇天」が似合う建築じゃないかと。
で、そういう建築は軒の出とか部分的な話じゃなくて、天候と向き合い設計されたものなんだろうと。
雨天曇天で美しい建築は、晴れの日も美しい。
以上、2023年早々の僕の建築私感でした。